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一人暮らしを始めるにあたって、毎月の支出の大半を占めるのが「食費」だと思います。
「一人暮らしの食費っていったいどのくらいかかるの?」「食費を節約して他のことに使いたい」と考えている人も少なくないでしょう。
今回はそんな一人暮らしの食費について、1ヶ月分の性別や年収別の平均額、また食費を節約する方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの食費は1ヶ月いくらぐらい?
一人暮らしの食費は1ヶ月でいくらかかるのでしょうか。初めて一人暮らしをされる方は特に気になると思います。
ここでは一人暮らしの食費が1ヶ月でいくらかかるのかを性別や年齢別、年収別などの平均額を紹介していきます。
【ワタミの宅食ダイレクト】年齢別・性別の一人暮らしの食費
年齢/性別 | 男性 | 女性 | 平均 |
34歳以下 | 37,823 | 30,921 | 35,014 |
35~59歳 | 45,555 | 40,909 | 43,773 |
平均 | 42,856 | 36,931 | 40,301 |
統計局統計調査部消費統計課が実施した家計調査(2023年)によると2022年の働いている一人暮らし世帯の食費は1カ月平均で40,301円です。
この食費には、食料品以外にお弁当などの惣菜や飲料、外食の費用も含まれています。
年齢別に見ると一人暮らしを始める若い年齢の人の方が、慣れてきた年齢の人よりも食費が比較的安いことがわかります。また、性別で見ると男性の方が女性よりも食費がかかっていることがわかります。
年収別の一人暮らしの食費
年収/項目 | 食費 | 外食費 |
100万円未満 | 28,067 | 3,480 |
100~200万円 | 30,612 | 6,092 |
200~300万円 | 32,394 | 6,822 |
300~400万円 | 37,132 | 9,585 |
400~500万円 | 40,109 | 12,572 |
500~600万円 | 45,843 | 14,559 |
600万円以上 | 52,613 | 17,635 |
平均 | 40,301 | 11,492 |
上記は年収別の一人暮らしの1ヶ月の食費です。年収が上がるにつれて食費も比例して向上しています。食費に対する外食費の占める割合も同様に年収が高いほど高くなっている傾向が見られます。
年収別に見ると500万円を超えた段階で平均よりも食費がかかっているため、ほとんどの一人暮らしが食費を節約していることが予想できます。
【ワタミの宅食ダイレクト】一人暮らしの1ヶ月の食費を節約するためには自炊が良い?
一人暮らしを始めてからまず考えることの1つとして、「自炊するかどうか」が挙げられます。
一人暮らしを始める大半の人が自炊は未経験だと思います。実は私も高校生まで全くと言っていいほど自炊をしたことがなく、食事の手伝いどころか台所にも長時間立った事がありませんでした。
私のように今まで実家暮らしで何もやっていなかった人は必ずと言っていいほど自炊を始めると失敗します。しかし継続的に自炊をすることは食費を節約するためには有効です。
ここからは自炊のメリットやデメリットに触れつつ、結局外食と自炊のどちらが食費を節約する上で良いのかを解説していきます。
自炊のメリット
自炊には食費の節約以外にもさまざまなメリットがあります。以下で詳しく解説していくので参考にしてみてください。
1、食費を節約することができる
自炊の最大のメリットはやはり食費を抑えることができることです。一人暮らしの場合、作るのがめんどくさかったり、億劫になったりして外食やコンビニ、インスタントなどの食事に頼ってしまうことがあると思います。
しかしながら、外食のメニューやコンビニ弁当、スーパーの惣菜などは比較的割高で、繰り返していくとどんどん食費が高くなってしまいます。
自炊をして日々の食事を安く済ませることができれば、支出を減らすことができます。
2、栄養管理がしやすい
栄養管理がしやすいことも自炊のメリットの1つです。最近の外食でもヘルシー志向のメニューや野菜を多く使った料理などが増えてはいますが、やはり栄養バランスが偏りがちです。
自炊であれば積極的に野菜を摂取したり、逆に炭水化物や脂質、化学調味料や塩分を控えめにしたりなどといった調節が可能です。
自分の日々の体調や食生活に応じて、柔軟に食事を作ることができることが自炊を行うことによって可能です。
3、ストレス解消につながる
自炊をすることでストレス発散しているという人も一定数いると思います。
時には自分の今食べたいものや好きなものを自分好みの味付けで作ることができるため満足度の高い食事を行うことができ、ストレス解消になります。
また料理に夢中になることで気が紛れ、嫌なことや悩み事を忘れることができます。自分一人でする料理には特に制限やルールはないのでお酒を飲みながらしたり、音楽を聴きながらしたりといったように楽しむことができます。
4、料理スキルが上達する
自炊を続けていくと最初は全く料理ができなくても、自然と料理スキルが上がっていきます。
最近ではレシピ本のほかYouTubeやTikTokなどの動画コンテンツなどでも料理の方法が溢れており、インターネットさえあれば誰でも簡単にレシピを閲覧でき、試すことが可能です。
自炊をすることで上がった料理スキルは友人や家族などの来客に振る舞うことで喜ばれるでしょうし、さらに料理を頑張ろうと思うようになるはずです。
自炊のデメリット
ここからは逆に自炊を行うことのデメリットや注意点などを解説していきます。自炊をすると食費を抑えることができますが、やり方を間違えると余計にかかってしまうので注意が必要です。
1、賞味・消費期限を考えて自炊をする必要がある
自炊を始める人にとって特に注意しないといけないことが食材の賞味・消費期限を考えて料理をすることです。
特に野菜やお肉などの生鮮食品は傷むのが早く、買ったのに料理せず冷蔵庫の中で腐らせてしまうと食材が無駄になってしまいます。
買った食材を使い切らずに捨てて、また買って捨てての繰り返しになってしまうと返って食費が高くなってしまって自炊を行う意味がなくなります。
2、一人暮らしを始めたてで自炊に慣れるまでが大変
自炊を行うことのデメリットの1つがどんなこともそうですが慣れるまでが大変ということです。特に一人暮らしを新しく始めた人にとっては環境や人間関係など全てが初めてで負荷が多くかかります。
一日仕事や大学に行った後に帰宅して自炊を行うことは体力が必要であり、慣れるまでに時間がかかりますし大変です。
また料理スキルも同様に一長一短で急に上手くなるわけではないので、始めは失敗の連続で心が折れてしまうこともあると思います。
新生活に慣れるまでは焦らず自分のペースでゆっくりと自炊を続けていくことをおすすめします。
3、調理道具を一式揃える必要がある
自炊を始めるにあたって、食材の購入よりもまず初めに行うことが調理道具を揃えることです。今まで自炊をしたことがなかった人は必要最低限の道具を購入する必要があるためコストがかかります。
そのため最初は100均やホームセンターなどの安い店舗で購入したり、鍋やフライパンなどは5点や7点セットなどのまとめ買いができたりするものを選ぶといいでしょう。
ある程度自炊してさらに凝った料理やたくさん使って、もう捨てる時などに良いブランドの物を購入することをおすすめします。
自炊と外食どちらが良い?
ここまで自炊のメリットとデメリットを紹介しましたが、結局のところ自炊と外食のどちらがいいのでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットがあって難しいですが私は上手く併用することをおすすめします。割合的には自炊:外食が8:2か7:3くらいがいいでしょう。
基本的には自炊を行って日々の食費を節約しつつ、疲れていたり、あまりやる気が出なかったりした時に無理をせず外食を行うのがいいと思います。
【ワタミの宅食ダイレクト】一人暮らしの1ヶ月の食費を自炊で節約するための方法
いざ一人暮らしを始めて自炊をしてもなかなか食費を減らすことができないという人がいると思います。
「自炊はほぼ毎日やってるのに食費が割とかかってしまっている」や「自炊はしているけれど食材を余らせてしまっている」という悩みを持っている人に向けて、ここからは一人暮らしの人が自炊で1ヶ月の食費を節約するための方法をいくつか紹介します。
お買い物リストを作成する
まず始めに一人暮らしの自炊に慣れるまでは料理をするためのお買い物リストを作成しましょう。
ある程度メニューを覚えたり料理のスキルが上がっていれば、頭の中で「この食材は家にあるから必要ないから足らない食材だけを買おう」などというように要領よく買い物ができるかもしれません。
しかし、自炊を始めたての頃はメニューすら覚えるのも一苦労だと思います。そのため買い物に行く前にレシピを参考にお買い物リストを作成して無駄のない買い物ができるようにしましょう。
また、お買い物リストの作成に慣れてきたら1食分の予算を決めるなどの工夫を組み合わせることで更に効率良く買い物と自炊ができるようになると思います。
セールや割引を活用する
多くのスーパーやドラッグストアではセールや割引を行っています。皆さんがよく目にするのは夕方からのセールや閉店時刻間近のタイムセール、そして賞味期限ギリギリの在庫セールなどをあると思います。
私自身が一人暮らしを始めてから知ったセールとしては、例えば「日付の数字が2や5のつく日限定の場合や曜日によって特定の食材が安いセール」などがありました。
これらのセールや割引を活用することで通常価格の1割〜2割引で購入できると思います。
一回に節約できる金額は微々たるものだとは思いますが、それが回数を重ねていくと1ヶ月間で結構な差額になるのでぜひ有効活用してみてください。
まとめ買いをして大量に保存しておく
まとめ買いをして大量に保存しておくことも自炊で一人暮らしの食費を抑えるために重要なポイントです。
一人暮らしの1食分の食材の量としてスーパーなどで売っている一人分の食材は複数人用の食材と比較すると価格が高くなっています。
そのため買い物の際にいつも一人分の量の食材を買ってしまう人は少し割高になってしまい結局食費が高くなってしまいがちです。
魚介類やお肉類などの冷凍が可能な食材はまとめ買いをして大量に保存しておいて、その都度解凍して調理する方が毎回一人分を購入するよりも安く済むので自宅の冷蔵庫の保存可能な量を把握した上でまとめ買いをしましょう。
また、冷凍保存をするときはジップロックや袋、サランラップなどを用いてその食材がいつ購入したかをわかりやすくしておくことも良いでしょう。
季節の食材を購入する
季節の食材をある程度知っておいて購入することも食費を安くするためには大切です。
食材には「旬」と呼ばれる時期があり、簡単に要約すると「食材が食べごろで栄養価が高い季節のこと」です。
また旬のものはその時期に起こりやすい体調不良をカバーしてくれる栄養を多く含むため健康面でも摂取すべき食材です。
参考:農林水産省
そして旬の食材は季節に応じて市場に多く出回るため、比較的安価になることが多いです。
以下のようなサイトを参考にして、ある程度の食材の旬の時期を把握しておけば、美味しく体調も管理できて、尚且つ経済的にも得できるためぜひ参考にしてみてください。
参考:株式会社キッコーマン
作り置きを上手く行う
一人暮らしの自炊をする上で体力面で重要な問題が仕事から帰った後の料理だと思います。1日働いた後に自炊をすることは慣れていても大変で、今日くらいいいやとサボってしまいがちです。
1日くらいであれば大丈夫かもしれませんがそれが重なっていくと結局買った食材も無駄になってしまうし、外食やコンビニ飯で食費が余計にかかってしまいます。それを少しでも防ぐためには作り置きをすることが大切です。
休みの日の料理をする際に少し多めに作ったり、ある程度の仕込みをしてから冷凍をしたりすれば、仕事から帰ってきた後の自炊に使うエネルギーを減らすことができるのと同時にその後の時間も確保できます。
無理のない範囲で作り置きをして食費を節約しながら、ゆっくり休めるようにしましょう。
【ワタミの宅食ダイレクト】一人暮らしの1ヶ月の食費を自炊せずに抑える方法
一人暮らしを始めたけれど、忙し過ぎて自炊をする時間を確保することができないという人もいると思います。
ここからは一人暮らしの1ヶ月の食費を自炊せずに抑える方法をご紹介します。
スーパーのタイムセールを活用する
先程紹介したようにスーパーのタイムセールを活用することが大切です。特に仕事が終わった後の時間は恐らく多くのスーパーではすでにタイムセールが始まっていると思います。
タイムセールを有効的に活用することで通常購入やコンビニで弁当などを買うよりも食費を節約することが可能です。
お米は自分で炊いて、冷凍保存しておく
自炊はできないけれど、炊飯器や食器などをある程度持っている人は休日にお米を自分で炊いて、一食分ずつ冷凍保存しておきましょう。
スーパーで弁当を買うよりも惣菜やサラダを買って食べる方が食費を少し抑えることができます。
また栄養面でも弁当などの高カロリーのものよりはサラダや煮物などを購入して解凍したお米と一緒に食べる方が良いでしょう。
宅食サービスを活用する
一人暮らしを始めて「食費を抑えたいけれど、自炊する時間もないしUberEatsや出前館などのサービスも少し割高で栄養価が心配」という人も中に入ると思います。
そんな時に役に立つのが宅食サービスです。宅食サービスとは「予め調理された食事を自分の指定した場所に届けてくれる食事配達サービス」のことです。
参考:RNBエンタメディア
宅食サービスのメリットは主に3つあります。
1つ目は既に調理済みのため帰宅した後にすぐ、冷凍してある料理を電子レンジで温めるだけで食事をすることができる点です。帰宅後に時間がない人や自炊がめんどくさい人にとってはとても簡単だと思います。
2つ目は栄養価もある程度考えられて調理されていることが多いため、外食やスーパーのお惣菜、コンビニの弁当と比較して健康的であることです。
外食の際に健康面にも気を遣いたい人や特にお肌の調子などが気になる女性にも好まれる点です。
3つ目は基本的にお弁当のような1つの容器に食事が並べられているため食事後に洗い物をする必要がないことです。食べ終わった後はささっと水で濯いでゴミ箱に捨てるだけなので時間の節約にもなります。
このような3つのメリットがある宅食サービスは一人暮らしを始めて自炊をしたいけれど時間がないという人にとってはうってつけのサービスだと思います。
一人暮らしの1ヶ月の食費は賢く節約しよう
今回の記事では一人暮らしの1ヶ月の食費について、平均額や自炊と外食に関すること、自炊をする場合の節約方法、自炊をしない場合の節約方法などを紹介しました。
一人暮らしを新しく始めた人にとって食費は1ヶ月で一番かかってしまう費用ですが、賢く節約することで他のものに充てる費用も増やすことが可能です。
仕事や学校の状況も考えつつ、自分自身に適した方法で節約することが大切です。自炊のみや外食のみなどではなく、色々な方法を織り交ぜながら少しずつ節約していきましょう。
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